行ってしまった後ろ姿を見つめながら ギュッとタオルを握りしめた。 「ねぇ」 声の方に振り向くと、さくらせんぱいが 深刻な顔をしてわたしを見つめていた。 「紗月。」 真剣な目で、みられる。 いつもと違う雰囲気に戸惑う.... 「もしかしてなんだけど、雄樹の事.... 好き?」