無関心女の頭上に星は輝く




「どんな人?」


自然に声が出る。

誰?ってき聞かなかったのはなぜだろう。




「とっても綺麗で、やさしい人です」


淀みなく、スラスラと空太の口から出てきた言葉は知らない間に星可を傷つける。



あたしはやさしくなんかない。



いつのまにか空太から出た言葉に自分を重ねていた。


そして自分ではないことを思い知った。