☆初恋☆



「っていうか、涼ちゃんこそ噂なさすぎ!女の文字すら聞かないんだけど?」

「俺か?俺にはお前しかぃ…」

ん??

今なんて言ったんだ??

「い、今なんて言ったの??」

「べ、別に!?あーもぅ、俺は一途なんだよ!」

一途に…誰を好きなんだろう。

私…なわけないか…。

うーん…。

分かんないや!

「そっか」

「おぉ」

なんか…気まずくなったっぽい?

話題…話題ないかな…。

なんて、いろいろ考えていると。

「なぁ。水原ってさ、香織さんのことどう思ってる?」

「えっ?!いきなりどうしたの??」

さっきから、唐突すぎて焦るよ…。

しかもなんでお母さん?

「いや、自分の母親についてどう考えてるのかなぁって思っただけ」

「それだけ?」

「おぉ。で、どうなんだよ?」

「お母さんは、『なくてはならない存在』かな」

そう、決していなくなってほしくない存在。

私を生み育ててくれた人だもん。