「おっはよー!!」 あたしはまた頭をポンッと叩かれた。 「千夏ちゃん!!おはよ」 「何見てんの?………あぁ、王子のことか。」 「えっ、千夏ちゃん知ってるの?」 「当たり前じゃん。入学式の時前に出て話てたよね?」 同意を求めるように陸の方を向いた。 「あぁ。愛菜、知らねぇの?」 「いや……知ってるんだけど………知らなかったと言うか……」