春希くん!
ぜひサッカー部に!!
吹奏楽に!
茶道部に!
バスケ部に!
………
勧誘の声が飛び交う

それをハルキは笑顔で断りつつ
ある部室にむかっていた。

そこは整理整頓がされていなく
少しうす暗く
ハルキには不似合いな場所だった。


演劇部 部室

いかにも適当に切ったような
段ボールに
大きい字で書かれていた。