考えてみたら私が高崎くんの家にいるのってすごいことだよね。 たまたまお母さんの友達が高崎くんお母さん …由利さんだったってだけでここにいるんだから。 そうじゃなきゃ私がここに来ることもなかったんだと思うと、ここでは高崎くんとちゃんと接しなきゃいけないなとか思う。 でも、どうしたらいいのかよく分からない。 あ。 となりからなにか物音が聞こえてくる。 高崎くん起きたのかな? この壁の向こうにあるのが高崎くんの部屋。 お互いがとなり同士の部屋に、まだ慣れない私はドキドキしている。