「じゃ、上村がここにいることは俺たちだけの秘密だな」
「うん。そうだね」
もともと学校の人たちに言うつもりもなかったし、私が高崎くんの家に住んでいるなんて知られたら大変なことになるかもしれない。
それこそ噂にでもなったりしたらそれはすごく嫌だ。
お世話になる以上…高崎くんに迷惑かけないようにしないといけない。
だから……
このことは誰にも内緒なんだ。
──秘密。
その言葉どおり
この日から私と高崎くんだけのふたりだけの秘密ができたんだ───‥‥。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…