「俺の部屋となりなんだよ」 あ。 そうなんだ。 確かに手前にもドアは合ったけど…じゃあそこが高崎くんの部屋ってこと? あの壁の向こう側が高崎くんの部屋。 なんか部屋がとなり通しだなんて照れちゃうな。 て…照れる必要なんてないんだけど。 「なにか困ったこととか合ったら言えよ?」 「うん…」 「遠慮することないから」 そう高崎くんは言うと私の頭に自分の手をのせた。 高崎くんの顔を見ればその顔は微笑んでいた。