『じゃあ…お母さんたちは行くわね。昼過ぎには、梨乃が行きます。って言って置いたからね』 そう言ったお母さん、お父さんが家を出たのは今日の朝のこと。 なのでいまこの家に居るのは私ひとりだけ。 けど…いざとなるとなんだか寂しい…。 でも、そんなことも言ってられないよね! だって…。 今日から私はお母さんのお友達の家にお世話になることになっているのだから。 荷物を持って家の戸締まりをすると、私はお母さんから貰った地図を手に家を後にした。 今日からお世話になる家に向かって。