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放課後の学校。


女子トイレにいた私は、手を洗っているとき……唇に目がいった。


私、昨日高崎くんと……。


高崎くんの唇が触れていた自分の唇に手を当てた。


唇が触れていたときのことを思い出すと、顔から火が出るくらいに恥ずかしくなる。

鏡の中の自分の顔は頬が赤く染まっていた。



高崎くんは私に好きって伝えてくれたのに、私はまだ伝えてなかった。



だから……。

だから今日は、私の気持ちを伝えなきゃって。

そう決意をすると女子トイレから出た。