クロは魂の姿に変わり、箱へ入って行った。





EC−P31番は、もう一つの箱の蓋を開ける。



「オレから、プレゼントがあるんだ。楽しみにしててくれ」



にやりとイタズラな笑みを浮かべるEC−P31番の顔を思い浮かべた。



「さあ、入りな」



オレは、EC−P31番の言葉に従い、箱へ向かう。



「しばらく、お休み」



EC−P31番の優しい声が聞こえて…





オレが入った蓋が。





閉じられた。