キミに捧げる初雪

驚いている暇はない。



悪魔が雪子とクロを連れ去ろうとする姿が見える。



行かせない!!



オレは悪魔に向かった。



悪魔の腕から逃れようと暴れていた雪子が、オレに気づいて動きを止める。



「レ…ン…」




眩しそうに目を細めて言う。



「あなた死に神じゃなくて…天使だったの?」