キミに捧げる初雪

路地裏へ入ると。



野犬が、よだれをたらしながら狂ったようにボクに向かってきた。



慌てて、必死で木によじ登る。





怖い…



外の世界がこんなに怖いなんて。



雪子!



助けて!!