「雪子?ちょっと…雪子!?」



2階から、何かが割れる音や、ぶつかる音がした。



そして。



奇声が聞こえた。



雪子の…声…?





それから、バタバタとお母さんが走り降りてきたかと思うと電話に飛びついた。



「救急車を!急いでください!」