キミに捧げる初雪

彼氏が出来ても、陽ちゃんは変わらずお見舞いに来てくれた。



だけど…



あたしは来て欲しくなかった。



彼氏の話なんて聞きたくなかった。



キレイになっていく陽ちゃんを見たくなかった。



取り残されるあたしが惨めだった。