相伴って比例するイケナイ関係








本当にこの人は…


自分に都合が悪い言葉は聞く耳を持たないんだから…




「…………」

でも…そんな黒崎くんに本気の抵抗をしないで素直に連れられて行く私も確実にここにいる…





悪い事なのだけど、何だかんだ言いながら…イヤじゃない……

















「座って」


部屋について、私をベッドに座らせると黒崎くんは素早くブレザーを脱ぎ私の前に座り込む



「黒崎くんって、今までの彼女ときにもこんなに強引だったの…?」



「んー…まぁな、そーゆうの好きだから」


「………」


好きって、素直に認めてる…



「それより、俺もうそーゆう気分だから色々と頑張れよ」



立膝でベッドに座る私と目線を合わせてから、そっと黒崎くんがワイシャツのボタンに触れる





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