「抱いて、だって」
「抱いて?…たっく、甘えん坊だな」
彼はそう言いながら、チョコを抱きなぜだか小屋に閉まってしまう
あれ…?
「もう閉まっちゃうの?」
「あぁ」
な、なんで…?
「チョコはもういいから、部屋行くぞ」
「…………え」
部屋?
「…………」
一瞬、理解出来なかったけどその意味が分かるのに時間は掛からなかった…
「あ…いや!きょ、今日はそれが目的じゃないでしょ!」
「お前が言ったんだろ?抱いてって」
抱いて?…………!?
「ちがっ!それはチョコの気持ちを代弁しただけで、私がそう言ったんじゃないよ!」
「え?なに?俺、日本語わからない」
なっ!嘘つき!
そう睨むと、手を掴まれて強引にリビングを出て彼の部屋に連れて行かれる
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