相伴って比例するイケナイ関係







そう頭で考えていると、もう一度名前を呼ばれる




「ゆや」


「え?な、なに?」



「話しを聞け」


話しって、何か言ってった?



首を傾げると一瞬だけイラッとした表情をしてすぐにその顔が元に戻る



「だから、一緒に行かないか?買いに」


「え…一緒に?」


わたしが?


「嫌ならいい、秋の事もあるだろうし」


別に嫌じゃない、ただ秋にあんな事を言われた後だから正直きが引ける


でも…断る事も出来ない


「じゃあ、学校の外で待ち合わせでいいかな?」


「…いいのか?」


「うん、外でなら大丈夫だよ」



私がそう言うと、軽く笑ってから"分かった"と言う




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