「秋?」
「もう放課後だ…帰ろう」
「あ…うん」
そうだ、もう放課後なんだ…
少し暗くなり始めてる外を見て私は自分が寝ていた布団を軽くたたむ
「ゆや、それは俺がやっておくから…教室に行って鞄持ってこい」
「え、でも」
「いいから、早く」
私の背中をおす秋に軽く頷いて、"ありがと"そう言い私は教室に向かった
「吉田くんは優しいわね」
「ゆやには特別ですよ」
「あら、そう…あ、そう言われれば…こんな事言っていいのか分からないけど…」
「え?」
「私と一緒にね、その…黒崎くんも話し聞いちゃてて…」
「………」
一瞬、秋の身体が止まった
「生徒の恋愛に首を出すつもりはないけど…それだけは伝えとくね」
「……はい」
そんな会話が私がいない保健室で行われていた―……
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