だから…こーやって後ろ姿を見てるだけでも"好き"って気持ちが頭の中を埋めつくしていて… "振り向かないで" "こっちを見ないで" そう思ってしまう。 「……ゆや…」 秋が私の名前を呼び、私の視線の先を見てから軽く笑い私の手を握る 「?…秋?」 「ほら、外ばかり見てないで俺といるんだから隣りに座れって」 「あっ、う…うん」 黒崎くんから視線を外して秋を見ながら隣りに座ると秋の頭が私の肩に寄り掛かる .