ちょ!ちょ!
「待って!」
足を思いきり踏ん張り、力を込めると、あきらかにうざそうに彼は振り向く
「なに、ここでしたいの?」
「ち、違うよ!ってそうじゃなくて!さっきのは言葉のあやってゆーか…」
「………」
「とにかく、違うの!」
そう、さっきの同意を訂正しようと必要に彼に言うと"だから?"と軽く言い再び強引に歩き出す
ど、どうしようっ
「く、黒崎くん!」
「………」
「黒崎くんってばっ!?」
そう、少し高い声で読んだ瞬間―…
「……っ」
捕まれていた手が私の腰に周りもう片方の手が顎を強く押されられていて…目の前には黒崎くんの長い睫毛が見える
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