え…なんだろう…
「な、なにか…?」
もしかして、本の場所とか?
聞かれても困るな…わからないし…
そう内心焦っていると、私に近付いて来て口を開く
「えっと、すみません…凄く失礼ですけど…吉田秋くんと別れたんですか?」
「…え!?」
思いもしない台詞に身体が固まる
別れた?私と秋が?
あり得ない質問に、私は勢いよく首を横に振ると、パッと顔に笑顔が浮かぶ
「本当ですか!?良かったー!」
「…?」
え、良かった?
良かったの?
その女の子の反応にポカンとしながら首を傾げると、再び彼女が口を開く
.
メニュー