ただでさえ、昨日の事で恥ずかしいのに 変な所を見られてしまったら…尚更恥ずかしい 熱くなる頬を抑えてチラリと彼を見るとニヤリと微笑む 「そう言えば、昨日は大胆だったな」 「あっ、それはっ…!」 また…そーやって意地悪をするんだから! 「や、やめてよ!ばか…」 黒崎くんの腕を叩くと痛くなんてないくせに"痛い"と言いながら私の隣りに並んで歩く 「悪い悪い、ほら…飴あげるから許せ」 ポケットからミルクキャンディーを出して少し強引に私の手に握らせる .