幸せの寄り道





「あれ~?さっきから気になったんだけど下の名前で呼んでんじゃん。」


内田君がそう言うとみんなが頷いた



「あぁ、さっき裏でそう呼んだら嬉しそうにしたから。」


「なにそれ、じゃあもう呼ばないで!!」


「なんでだよ!!」


先生がそうツッコンでくるとみんなが笑いだした




それからみんなでグラウンドに落書きしたり、校舎をまわったり、いろんな先生と話してまわり母と早苗さんは先に帰り他のみんなは教室へ向かうと言ったので私と先生は準備室に向かうことにした



「懐かしいね。」


「前はこうして2人でこの階段をあがってたのにな。」


「そうだね、いろいろ話したりもしたね。」


「そうそう、覚えてるか?この上でいきなり陽向の顔覗いたら陽向がめっちゃビックリしてて(笑)」


「あれは先生が悪いんでしょ!!」


「おい、もう先生じゃないだろ?」


「え、あぁ。和樹…さん。」


「え、さん付き?」


「だって一応年上だし…。」


「まあ、いっか。徐々にな。」


そう言って笑った


「そう言えばあの時和樹さんがおでこくっつけてきて恥ずかしかったんだからね!!」


「だろうな~、あの後振り返ったらおでこ押さえながら歩いてたし。」


「うわ、見てたの?」


「見てました♪」


「最悪…。」


そう言っている間に準備室の前に着いた



「ここも2人で来るのは懐かしいな。」


「そうだね、最後に掃除して帰ろっか。」


「そうしよ。」


準備室に入ると埃っぽくてさらに汚くなっていた



「最後いつ掃除した?」


「ん~?」


「だいぶ前ね…。」


そんな話をしながらまずは先生の荷物を片付けた


先生は2年生も見ていたので2年生の授業が終わるまでは居ることになった


なので3年生用の荷物だけ持って帰ることにした



そのあと上の埃から順に落としていって机を拭いて最後に床を掃いてもう一回机を拭いて掃除を終えた