「聡太って誰?」


小林君がとても興味心身に聞いてきた


「聡太君は私の友達で家族ぐるみで仲がいいの。」


「へぇ~。陽向ってなんだかんだでいろんな友達いるよな。」


「そう?」


「確かに、俺たち3人と美咲ちゃんと2年の2人に海の家のおばあちゃんにその聡太ってやつが今のとこ一番仲のいいメンツで。」


「おばあちゃんって友達に入るのか?」


「う~ん、おばあちゃんはおばあちゃんだと思う!!」


「親友7人?」


「普通じゃない?」


「人数じゃなくて個性強い人多くない?」


「あぁ。」


「まぁその聡太ってやつのことはわからんけど他はそれぞれ個性強いかもな」


「あぁ、確かに…。私の周り変人多いのかな?幸奈は別として。」


「「陽向!!」」


私がそう言うと小林君と内田君が声を合わせて反論してきた


「陽向ちゃんってなんとなく一緒に居ると安心するんだよね。」


「あぁ、なんかわかる!!」


「私なんか醸し出してる?アロマ効果あり?(笑)」


「多分これのせいかもね?」


「ちょっと内田君これってなに?」




私たちがそんな話をしていると澤田先生が戻ってきた


「おい、小林と内田ちょっと来てくれ!!」


「え、先生。俺たちなんもしてませんよ?」


「誰も説教しに呼びに来たわけじゃない。それともなんかあるんか?」


「いえいえ、なにもないです!!」


「まあ、内田は心配ないだろうな。」


澤田先生はそう笑いながら小林君の発言をスルーして2人を連れてまた出て行った




「内田君が呼ばれるって珍しいね?」


幸奈は不思議そうに2人の机を交互に見て考えていた