幸せの寄り道




家に帰ってそのまま部屋に行くとまたクロがベットの上でぐっすりと寝ていた



私は鞄の中からストラップをとりだした



あの時の先生との話や先生の声や先生の表情、先生の温もり全てのものが戻ってくる


とてもむず痒くて、でもとても幸せで









------ガタンッ



いきなり下から大きな音が聞こえてきた




なに?





私はそーと下に降りてみた



するとそこには父と母がいた



私は思わずその場に隠れた



「どういうことなの?」


「どうもこうも。ただお前以外の女がいるだけだ。」


「いい歳してなに考えてるんですか?」


「なにも?」


「まだ陽向は高校生ですよ?」


「だから?」


「陽向に悪影響です。」


「あいつも高校生ならもう大丈夫だろ。それにあいつも教師に手を出したのだろう?」


「違います!!」


「とにかく俺は当分はここに帰る気はない。」


「ちょっと!!」




あ、こっち来る


どうしよう…。



「待ってください!!」



母さん、泣いてる?