幸せの寄り道





「ありがとう!!俺携帯につけようかな~♪」


「先生結構ノリノリだね…。」


「そうみたいだね…。」


「夏川はどこにつけんの?」


「え、あ~。どうしよ?」


「陽向はもちろん鞄だよね♪」


「え?まぁ鞄かな?」


「じゃあ、先生は明日から陽向の鞄見てニヤけるんだ!!(笑)」


「………そうかも(笑)」


「でもこれって、他の人に気付かれない?」


「それは大丈夫!!これ今日動物園行ったメンバー全員もってるから♪」


「え?」


「だってちょうど3対3だからみんなで買ったって誤魔化せるでしょ?」


「美咲って、すごいね…。」


そう言うと美咲は「まぁね♪」と笑っていた


そうして私たちは少し話して準備室を出た


少し離れるのが寂しいけど、美咲がくれたストラップを見ているとさっきの幸せが戻ってくる


「お前たちなにしてるんだ?」


「あ、澤田先生」


「夏川?制服と私服じゃ全然雰囲気が違うなぁ、驚いた!!」


そう言って笑いながらそばに来た


「陽向のコーディネートは私がしたんですよ!!あと今日は私がノート忘れたので付き合ってもらったんです♪」


美咲がそう言っていつの間にか持っていたノートを見せていた


「そうか。最近暗くなるのが早くなってるからもう帰るんだぞ!!」


「は~い♪」


美咲はそう返事をすると私の手をつかんで歩き出した




澤田先生とだいぶ離れると美咲は振り返って笑っていた


「ビックリしたね!!」


「いや、私は美咲がいつの間にか持っていたノートにビックリしたよ?」


「え、そう?」


美咲は不思議そうに笑っていた