幸せの寄り道






「ちょっと、2人ともなんでここに来たかわかってんの?忘れ物なんてあるわけないでしょ、ここ初めて来るんだから!!」



「「え?」」


美咲の発言で私たちは固まった


だって、美咲はわざと探すふりをして入口を封鎖していたから



でも美咲の顔をみてわかった、ずっと前から計画していたのだろうと



「先生?私ね、待つよ。」


「え?」


「だって今日わかったの。私の周りにはね、応援してくれる人がたくさんいるってこと。」


そう言って私は先生にさっき学校に着く前にきたメールを見せた



小林君「これから学校だろ?意地はってなんもできなかったら意味ないぞ!!」

内田君「小林には言われたくないよな。まぁ、無理はすんなよ。」

茜ちゃん「いろいろ話せるといいですね♪頑張ってください!!」

弘樹君「もしもの時は俺が先生に文句言ってやる!!だから大丈夫。」




メールを見た先生は前と同じような優しい笑顔を見せた


「そうみたいだな。あと少し、待ってくれるか?」


「待つよ。だから笑ってて?」


「え?」


「今のままの先生は好きじゃないから、笑って?」


「わかった。」


先生はそういうと優しく笑い大きな手を私の頭の上にのせた


「あ、中島に文句なら必要ないと伝えてくれ。」


「はい♪」


先生はとても嬉しそうに笑っていた


その笑顔は前の笑顔よりも私にとっては輝いて見えた


「美咲、ありがとね。」


私は美咲のほうを見ると美咲が泣いていた