幸せの寄り道





「ちょっと、泣かれたら2人がさらに困るでしょ!!」


美咲は笑いながら私に注意してきた



「ごめん、なんかこのメンツが懐かしくて。嬉しくなってきて(笑)」


「それだけで泣かれたらこれから毎回泣くことになりますよ♪」


「その時は俺がいっぱい笑わせるよ!!」


「みんな、ありがとね♪」



この3人といると辛かったときより前のとっても幸せだったときを思い出してしまう




「ねぇ、今度みんなで一緒にどこか行こうよ!!」


「え、なに陽向?いきなりだねぇ…(笑)」


「ダメ?」


「俺は行く~!!」


「私も行きます♪」


「じゃあ、保護者として行くか。」


「なんで美咲が保護者?」


「この3人だけだと不安だから(笑)」




そう言いながらもきっと行きたいんだろうな



美咲はとても楽しそうにしていたので当たってると思う






「じゃあ、日にちとか場所は改めて連絡ということでひとまず解散♪」



私の掛け声に笑いながら美咲や弘樹君や茜ちゃんは自分の教室に戻って行った







私は廊下で少し窓の外を見た




私のいるところは特等席だった



そこからは理科準備室の窓がみえる


しかも向こうからは植木などでこちらは見えない






「ほんとは先生も誘いたかったよ…。」




誰にも聞こえないくらい小さな声でつぶやくだけしかできないから





なんか、寂しいね…。







会いたいよ。