そして私と一馬はその後の話を手取り足取りして先生に教えた。
途中で先生が嬉しそうだったのは・・・多分、気のせいだと思う(うわぁ)。


「お前ら・・・若いからってケンカは良いが、度が過ぎるのは良くないぞっ」


「はーい」

「今回は見逃してやるが(見逃すの!!?)次は無いからなっ!」

「以後気をつけマース(出来る範囲は)」

はぁ・・・先が思いやられる。



「ありがとうございましたー」

「はい、また明日ー」

私達は自分達の教室にカバンを取りに行った。
今日はなんだかさんざんな一日だったなぁー・・・。

―――――――――――

私は上履きからローファーに履き替えた、一馬は外で待っている。
相変わらず空を見上げている。

「お待たせ」

「あ、行こうか」

「うん」

一馬は私に手を伸ばして来た、そして私はそれを受け取った。

「・・・なんだか今日はめっちゃ大変な一日だったねぇ」

「いや、でも意外と楽しかったけど」

「まぁ、いつもの授業よりは暇つぶしになった。って感じ?」

「まさか梓があそこまで強いとは思わなかったなー」

「いや、本当、私なんて様乃にくらべたら全然っ(汗)」

「あそこに様乃がいたらもっと楽しかっただろうなっ(笑)」

「大惨殺劇になってただろうね・・・(恐)」

様乃、小さな子相手でも容赦なく説教たれるから・・・
あれ全員を相手にしたら・・・!!
様乃事態が武器と言っても過言ではないしね(友人のくせして超失礼)。
つかそんなんだと、少年漫画のキャラみたいだな(笑)←おい。

「家、着いたよ」

「あ、ホントだ。じゃあまた明―――――」



ちゅっ



「もうなんか癖になってきたよね俺(にやっ)」

こ、こいつ・・・!!

「え、笑顔で変な事(家の前で)するなあああぁっ!!(鼻血)」

「おいおいいつもの事じゃん(笑)」

「いつもでも今日は(少しケンカのせいで興奮気味だから)駄目っ!!///」