「オレはただの一度もコイツを迷惑だなんて思ったことないけど?」 「!」 キュン… 一ノ瀬君の言葉に胸が熱くなる。 「今度真琴を傷つける様な事があったら、オレが許さねぇよ?」 しばらく続く嫌な沈黙。 「あの…」 岡崎さんが口を開いた。 「行けよ」 「一ノ瀬…君…?…あたし…」 岡崎さんは何か言おうとしていたけど一ノ瀬君の凍りつくような冷たい瞳を見て、ばつが悪そうに3人を引き連れてそそくさと去って行った。