SUMMER TIME LOVE


「そんな事…言われたくない……」


突然口開いたあたしに前の4人は笑うのをやめた。



「はぁ?アンタの勘違いを教えてやってんだけどぉ?」



別に勘違いなんかしてない!!


言われなくてもわかってる。



「いい?一ノ瀬君はアンタなんか相手にしてないんだからっ!!」



わかってるよ。


一ノ瀬君はいつもあたしじゃない誰かを見てるって。



「なら…こんな所であたしなんか相手にしてないで、一ノ瀬君の後でも追っかけてなよ」