「あぁ…絶対問い詰められる…」



昨日の事だ。


一ノ瀬君にひまわり畑に連れて行ってもらってお弁当を食べた後、あまりにも気持ちがよくてあたしも寝ちゃったんだ。



起きた時にはもう学校は終わってて…

慌てて学校に鞄を取りに行って帰ったんだよね…




「マコ~集合~!」




ハイ、お呼びがかかりましたよ



「…おはよ…紗都」



笑っている顔が引きつっているのが自分でわかる。



紗都は“座れ”と、トントンと机を叩いた。



恐っ!!



何かあたし悪い事したみたいじゃん!?



とりあえずあたしは従うのだった。