SUMMER TIME LOVE


「大丈夫だよ。お前が落ちたら受け止めてやる」



きゅん…



そう言って両手を広げて笑う彼に胸が締め付けられた。



あたしはゴクリと唾を飲み込みフェンスに足を掛けた。



ガチャガチャとフェンスが揺れたけど大丈夫。


思ったより怖くない。



なぁんだ…



そして片足を超えた時…



「あ。パンツ丸見え」



えっ!?



「やだぁ!!」



って反射的にスカートを両手で抑えた。



「わっ!!バカッ!!!」



彼がそう叫んだ時、グラッと目に映る景色が横になっていった。



「きゃあぁぁぁぁぁ!!!」