むっかあぁぁぁぁ!! 何なのコイツ!! ってかあたし何ドキドキしちゃってんのよっ!! あたしのドキドキ返せ!! ばかばかばかばかっ!! 「あらら…顔真っ赤」 一ノ瀬君があたしの頬をツンツンと突っつく。 ムカッ あたしはその手をパシッと振り払った。 「ちょっと!!何なのよアンタ!!昨日から!!!」 あたしはグイッと彼の胸を押して突き飛ばし、続けた。 「こういう事やめてくれる?すっごい迷惑っ!!この変態痴漢野郎っ!!」