SUMMER TIME LOVE


むっかあぁぁぁぁ!!


何なのコイツ!!


ってかあたし何ドキドキしちゃってんのよっ!!


あたしのドキドキ返せ!!


ばかばかばかばかっ!!



「あらら…顔真っ赤」



一ノ瀬君があたしの頬をツンツンと突っつく。



ムカッ



あたしはその手をパシッと振り払った。



「ちょっと!!何なのよアンタ!!昨日から!!!」



あたしはグイッと彼の胸を押して突き飛ばし、続けた。



「こういう事やめてくれる?すっごい迷惑っ!!この変態痴漢野郎っ!!」