!! ひょっとすると… ひょっとして!? ドキドキドキドキ… 「まま…ま…待って…」 あたしは急に恥ずかしくなって横を向いた。 だって… 初めてだし!! 「やだ。もう待たない」 そう言ってあたしの顔をこうちゃんに向かせ、顔を傾けたこうちゃんが睫を伏せた。 ふわりと漂う… 大好きな香り。 あたしは目を閉じた。 そして あたし達は唇を重ねた。 初めてのキスはほんのり甘い味がした。