SUMMER TIME LOVE


「一ノ瀬君は?どんな男の子だったの?」



「…オレ?」



…あれ?


気のせいかな…



一瞬また瞳が……



悲しげに揺れた気がした。



「オレは何も変わっていないよ?」



そう言われて気が付いた。



一ノ瀬君といて小さい頃を思い出すってそういう事!?



「あぁ!!わかるっ!」



あたしはポンッと手を叩いた。