「一ノ瀬君は?どんな男の子だったの?」 「…オレ?」 …あれ? 気のせいかな… 一瞬また瞳が…… 悲しげに揺れた気がした。 「オレは何も変わっていないよ?」 そう言われて気が付いた。 一ノ瀬君といて小さい頃を思い出すってそういう事!? 「あぁ!!わかるっ!」 あたしはポンッと手を叩いた。