「峰さん? ほのかちゃんまで」 照哉くんが綾子と、そしてついでのように私の名を呼び、こちらへ来てくれた。 助かった。 だけども綾子は、弾けたように照哉くんに向かって喚き始めた。 「どうしてよ? 知ってたんなら、どうして教えてくれなかったのよ? 知ってて私のこと、陰で笑ってたんでしょ? バカにするのもいい加減にしてよ! 最低! あんたなんか大っ嫌い!」 「ちょ、ちょ、待って。 峰さん?」 驚いた照哉くんが、綾子に向かって両手の平をかざした。 それでも綾子の攻撃は止まらない。