バイトが終わってすぐ、田所に電話した。
迷った時間など、ほんの1、2秒だった。
自分で自分に呆れるよ。
けれど、綾子からのメール着信は怒涛のように入っているし……
『ほのか、早く来て!』とかいうSOS的なやつです。
放っておけないでしょう?
田所は「迎えに行く」と言ってくれたけれど、田所たちがいるカラオケボックス店は、ここからすぐ近くだったし、私、自転車だったしで、一人で行くと言い張った。
10分もかからず到着。
受け付けを済ませて、店員の女の子に部屋へと案内された。
ドアを開けると耳を塞ぎたくなるような爆音。
そして、
私は自分の目を疑った。



