月曜日の朝は朝礼がある。
本日は雨のため、体育館に全校生徒が大集合。
無数の紺色制服が、梅雨入りした空気を一層生暖かく濁らせたそこは、一歩足を踏み入れるとムンとした。
退屈な儀式も終了し、皆、ゾロゾロと体育館出口へ向かう。
もちろん、私も綾子とアホな会話で盛り上がりながら、同じようにタラタラと歩いていた。
が、目の前に何者かが立ち塞がり、私たちは立ち止まる。
「また出た」
思わず顔をしかめてしまった。
腕を組み、威嚇するように私を睨み付けるエリカ先輩。
今日は仲間を引き連れて。
「絶対に別れないから」
一言目にそう言った。



