「優亜〜!!」
次の日の事だった。

「な、何? 実愛!」

「ハァハァ、、、」

学校に向かっていた時、後ろから実愛が私に向かって来た。

「昨日ね!!」

「昨日?」
(あっ、そうだった、昨日実愛と遥をくっけようとして、、、)

「遥に、こ、こ、告白されたよ!」

嬉しそうに私の両手を握り実愛がジャンプする

「やったね!!」
私も一緒にジャンプをして喜んだ

「ありがとう!」
実愛が笑顔で言った。

「仕組んだかいがあるよ。実愛!」

「あれ、やっぱり優亜が仕組んだんだぁ」

「あっ、バレた? アハハ」

「でも、そのお陰で付き合えるようになったんだよ。ありがとう!」
そう言って、私に抱きつく実愛。

「ううん。」
(仔犬だぁ〜)