「早速だけど、お前って家族と暮らしてんの?」
佑がいきなり聞く

「親は、海外に単身赴任してて居ないから私一人で暮らしてる」
(それがどうしたぁ〜)

「お前って本当に都合がいいな」
クスクス笑いながら言う

「はい?」
意味がよく分からなかった私だった。

「お前の家に今日から住むから俺」
意味が分かってない私に佑は言った

「へぇ〜、、、ってなんでー!?」
(意味分かんない)

「さっき言っただろ、ハァンの女達に彼女の家で暮らすって言ったって!」

「言われてみれば、言っていたようなぁ〜」
私は、納得した感じで言った。

「お前の家ってここから近い?」
帰る準備を始める佑

「歩いて30分くらいかなぁ〜」
(私の家、本当にに来るのか?)

「まあまあだなぁ、よし!お前の家まで案内しろ!」
佑は楽屋の扉を開ける

「うぅ、仕方ないなぁ〜」
私はチラッと楽屋の時計を見た。

「嘘!? もうこんな時間!」
時計を見ると、もう6時だった。