「そんな事ないよ」
実愛が心配そうに私を見つめる。

「まぁ、心配しなくても大丈夫だよ!」
私は、実愛の髪をなでなでして言った。

「なら、良いけど」
実愛は撫でられて嬉しそうな顔をした

「いい子、いい子〜」
(可愛いすぎ〜)

今思えば、この時、実愛に残ってもらえば良かった。

そうして時間は経ち、遥や幸ちゃん達がバラバラに帰って来た。

「「お疲れ様」」
私達は、一人、一人にタオルや飲み物を与えた

「ありがとう」
遥はニッコリ微笑んで言う

「二人もマネージャーに慣れてきたんだな」
幸ちゃんが嬉しそうに言う