あれ…? 彼の顔を見ると頬が薄く血に滲んでいた。 少し大きいけど浅い傷だ。 私は鞄からポーチを取り出し、彼の頬に触れた。 すると彼は身体を強ばらせ、目を見開く。 「っ…!?」 「あっ、急にごめんなさい…。傷が出来てるから手当てしないと…。」 「あ…。」 私はそのまま彼の傷を手当てした。彼は私の顔をまじまじと見ていた。 や、やりにくいな…。