究極☆王子サマ!!

「ねぇ、どうする?」
「あ、あの。私、寮に行きたいので…。
ごめんなさい。」
「な!?あ、あんた…。」

私は頭を下げて、望月くんの前から立ち去った。
望月くんは目を見開き、私をジッと見ていた。

う、視線が…。
逃げよう…。


「ほ、惚れた…。」



私は彼の呟いた言葉を耳にする前に、逃げるように校舎を出た。