「サトルっ」
勇気を出して
声をかけて
手も振る
サトルが
顔をあげ、
少し
驚いた顔で
あたしを見る
「うん」
うん?
何、
その返事っ?
うけるんだけどー
「返事うける 笑」
「うざっ 笑」
いつもどおりの
会話だ
前に
戻った
そのまま、
校門まで
並んで歩く
あたし、
逆走してんじゃん
「こころ」
「なにー?」
「あのさ・・・」
サトルの顔を
直視する
真っ赤だ
何を
言おうとしているの?
「ご、めん」
小さくて
消え入りそうな
声で
謝るサトル
聞こえていたけど
意地悪してみる
「なに?
聞こえないんだけど?笑」
「ごめんっシカトしててっ」
顔をそむけながら
言う、
サトルが
たまらなく
いとおしいよ
「だいすき、
サトル」
勇気を出して
声をかけて
手も振る
サトルが
顔をあげ、
少し
驚いた顔で
あたしを見る
「うん」
うん?
何、
その返事っ?
うけるんだけどー
「返事うける 笑」
「うざっ 笑」
いつもどおりの
会話だ
前に
戻った
そのまま、
校門まで
並んで歩く
あたし、
逆走してんじゃん
「こころ」
「なにー?」
「あのさ・・・」
サトルの顔を
直視する
真っ赤だ
何を
言おうとしているの?
「ご、めん」
小さくて
消え入りそうな
声で
謝るサトル
聞こえていたけど
意地悪してみる
「なに?
聞こえないんだけど?笑」
「ごめんっシカトしててっ」
顔をそむけながら
言う、
サトルが
たまらなく
いとおしいよ
「だいすき、
サトル」
