｢･･････どうしました？｣


そう、あたしは
５秒の間に
周りのヤンキーを全員
倒していたのだ。


｢おまえ･･･
何者だ？｣


あたしが強くなったのは
もちろん兄貴のせいだ。


あたしはいつも兄貴の身代わりで
襲われて

そのたび強くなっていっていた。


｢兄貴のおがげっすよ。
それじゃあさよなら。｣


完全放心状態の
会長を置いてあたしは帰った。


そう、この日から

総長のあたしへの猛アタックが

始まった。