あれだけ念を押されたアルバムの中身を知りたくて、帰ってすぐに開いた。 えっ!? 一瞬、時間が止まったかのように思った。脈が強く鼓動を打ち、ドクドクうるさくなる。 何度読み直しても、文字や名前はあいつので、 これは嘘じゃないの? 疑いたくなるくらい、嬉しくなる言葉だった。 『すきだ。坂本』 、