恋するマッシュルーム


考えれば考える程に、良くない方向に想像は広がって行く、


ああ、恐すぎて血の気が引きそうだ。


だけど、ココは何とか持ちこたえなくては…



「私……何かした?」



恐る恐る聞いてみるも…


返事が……恐い!


毒キノコの返答が恐い。


だけど、恐がる私にコーヘーが返した答えは、もっともっと恐ろしかった。



『あんだけ乱れといて忘れるとかって腹立つな。』



み、乱れてた…?


乱れてたって…何が?


私が??え…、え!?どういう事?


まさか…


パンツ履き忘れるぐらいに乱れてたの!?


キノコダンス乱れ踊りしちゃうぐらいに乱れてたの!?


考えれば考える程に頭はパニックになり、既に想像の中ではキノコ達が小躍りしている。