恋するマッシュルーム


見たかコーヘー!!


乙女の底力ナメんじゃないわよっ!!!


やっとビキニ姿になれた私は、


これでコーヘーに犯されずに済むという安堵感と、


いつも負けてばかりいるコーヘーの鼻を明かしてやったという高揚感から、


思わずビキニ姿のままその場に仁王立ちしていた。


そんな私をまじまじと見つめるコーヘー。


頭からつま先まで食い入るように見つめるコーヘー。


信じられないものを見たというような目で見つめるコーヘー。



え…?


何で?


何で驚くの?



驚愕に目を見開いたコーヘーと見つめ合う事、約3秒…



『…ってソレ、キノコ柄のビキニじゃねぇかーーー!!!』



ビーチにはコーヘーの叫び声が響き渡った。